2019/01/25 21:42

vol.1の試作ができたのは11月の末のこと。


ツイッターで交流のある先生方に半ば強制的に送りつけ、出来を見ていただいた。
本当に皆さんには感謝しております。

正直、この段階では、BASEで売り物にしようなんてことは微塵も考えていなかった。

いくつか感想やご意見をいただいて、それをもとに修正。
また自分でもおかしいなと気づくたびに修正。

「1つの教材、1つのデータを作るのは、こんなにもしんどいものなのか・・・」

「これからvol.2も作らなくては・・・また多大なる労力ががが」

英文法テストをvol.1とvol.2の2つに分けるという構想は、初めから持っていた。


英文法テストを2つに分けた理由



それはとても簡単で、


英語が苦手な子でも丸が増える仕様にしたかったからだ。



私は英語が苦手な子も、一度は英文法を学ぼうと懸命に努力した過去があると思っている。

しかし、気をつけるべきことが多すぎて処理ができず、バツをたくさんもらう。
そして、英語が嫌いになり苦手になってしまったのではないだろうか。

指導者も英語が苦手な子に対して、入試の文法問題を解けるようにと指導するのはなかなかに難しい。

なぜなら、出題される文法単元が多彩だからだ。しかも県入試対策という意味で、同じ文法単元からの問題を繰り返し演習できるような文法テキストはどこにも売っていない。教材会社から出ている県入試専用教材も、例にも漏れず。

「英語が苦手な子とその指導者」

双方にとって価値ある教材をという想いだ。

後編では、「丸が増える仕様」について具体的に話そうと思う。