2019/02/04 22:07
個別塾あるある。
個別塾は、ほとんどの子が足並みそろえて同じ時期に入ってくるわけではない。学力もさまざまだ。
中3の春に入ってきたと思えば、中1の英文法が壊滅的。中1の英文法を教えようとすると、今度は単語が壊滅的。
「自己責任。適切な時期に、語彙学習をしてこなかったからだ」と言ってしまえばそれまでだが、実際問題、教科書の新出単語というのは教科書の中で繰り返し出てくるものばかりではない。
「暗記は、最低5~6回は違った場面で出会うのが大切」と言われるが、そういった意味で言えば、教科書の新出単語でそれに該当するのは全体のわずか30%ほど。
一度機会を逃してしまえば、次出会うのはだいぶ先ということもあるわけだ。
我々講師側もこういった子たちを伸ばしてあげたいと思う傍ら、その子たち用の英単語テストを用意してあげる時間がなかなか取れずにいる。
やっと作りたかったものが作れた。
中1の検定6教科書で出てくる新出単語は平均すると400ちょっと。
そこから文法を学ぶ上で、最低限これはというものを300個に絞った。
迷える英語苦手人を受け持つ先生方、よければぜひ。