2019/02/16 01:53

2019年2月14日(木)、神奈川県公立高校入試の学力検査が実施された。


毎年のことながら、どんな問題が出されるのかワクワクする。

しかし、今回は一味違った目線で見ていた。

「私が作った教材は活きたのかな…??」

2019年1月にtobitashopをオープンした。幸い、たくさんの方に教材をご購入いただいている。

その教材がどれほど入試を捉えられているのか、検証する必要がある。
使ってくれている人のためにも。今後のためにもね。



これら3種の教材は、タイトルの通り、入試の問2~問5で得点することを目的に作成した。そこで、上記の教材を使って勉強してみて、取れそうな問題に○、取れなそうな問題に×をしてみた。


結果は以下の通り。


問2 語彙の書き取り 2勝1敗
(ア)born ×
(イ)example ○
(ウ)continue ○
bornは眼中になかったな。。。
最初作ったリストにはあったけど、「これは書けるべ~」とはじいてしまった。というのも、ある程度数を絞ることで効率化できるという側面もあり、綴りが簡単かつ短い単語は除外していたのだ。他2つは名詞と動詞のカテゴリーに入れていた。

問3 適語選択 3勝1敗
(ア)主語と副詞からbe動詞の判定 ○
(イ)比較(同格のas) ○
(ウ)従属節の時制から、主節の一般動詞の判定 ○
(エ)接続詞・前置詞の理解、文脈判断 ×
最後の(エ)は何気にわからない子が多いと思う。前置詞の2択に絞り切れても、意味の違いをしっかりおさえられていないと正答できなかった。他3問に関しては、(ア)がいやらしさ満点だが良問。英文法テストをしっかりやった子であれば引っ掛からなかったと思う。

問4 語順整序 1勝3敗
(ア)疑問詞・一般動詞の疑問文 ×
(イ)SVCのlook・不定詞の副詞的用法   ×
(ウ)不定詞の名詞的用法・前置詞like   ○
(エ)冠詞と形容詞と名詞の語順 ×
(ア)のwhat+名詞の疑問文は入れてなかったなぁ。。。似たような英文でwhich+名詞の疑問文は入れていたので、なんとか解ける子もいたと思う。引き分けかなぁと思ったけど、厳しく負けということで。(イ)に関しても同じことが言える。(ウ)はぱっと見よくわからないけど、順をおって選択肢をつぶしていけばできたかなと。

問5 英作文 1敗
未来+可能の疑問文 ×
be able to を使う問題は入れていたんだけどね。未来のwillとくっつけてくるとは。。。
しかも、Will we ~? ってあんまし聞き馴染みないよね。我々にとっちゃ簡単でもさ。
これも厳しく負けということで。ただ、これは成果があった。助動詞を使った英作文ってちょっと前の傾向なんですよ。その復活も予期してvol.2まで作っていたので、その辺は先見の明があった(自画自賛)


結果 6勝6敗

我ながら微妙すぎる()




だいぶ辛めに判定したつもり。
こんな感じの的中率(?)でした。

今回の入試、シバキきれず。ぐぬぬ…

ただ、全くもってトンチンカンなものを作ったわけではないということがわかって少し安心。
最後に、ご購入いただいた方からの嬉しいコメントを載せて締めたいと思います。

「毎日プリントしていると1週間くらいで、子供達自身がこのプリントがいかに自分に役に立つのか分かってきたのか、見直し含め取り組む姿勢が変わりました。その効果と問題作成の手軽さ(解答、解説までボタン一つ)を考えると充分過ぎるくらい役に立ってます」

ではまた。